“The Trio” 来日公演中止と
映像配信コンサート延期のお知らせ

新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、2020年11月26日に東京・代々木上原MUSICASAで予定されていましたThe Trioの来日公演の中止、および、プラハで収録予定の映像配信コンサートの公開延期をお知らせさせていただきます。

10月から日本では外国人の入国やコンサート開催の制限が緩和され始めましたが、欧州では感染の拡大が止まらず、再びのロックダウンを行わざるを得ない国も出てきております。
ヴァイオリニスト・マシュラニョヴァが在住するチェコ共和国・プラハ、チェリスト・ティルマン、ピアニスト・鈴木の在住するドイツ・ザクセン州もリスク地域に指定され、互いに行き来をすることが不可能な状況です。このような中、プラハにおける演奏収録の目処が立っておらず、現状では配信コンサート公開日時をお知らせすることができません。
このようなお知らせをしなければならないのは断腸の思いですが、再び三人が顔を合わせることができる日が来た暁には、わたしたちの音楽をみなさまにお届けすることをお約束いたします。

いつの日かみなさまにお目にかかれる日を心待ちにしながら。

profile
プロフィール

Violin マグダレナ・マシュラニョヴァ Magdaléna Mašlaňová
ズデニェク・ヴィオラル教授のもと、5歳よりヴァイオリンを始める。
プラハのヤン・ネルーダ音楽高等学校でイジー・フィシェル教授に師事。
卒業後、プラハ音楽院にてヤロスラフ・フォルティン教授のもとでディプロマを取得。2005年よりプラハ舞台芸術アカデミーに学び、イヴァン・シュトラウス教授に師事する。卒業後、奨学金を得てウィーン音楽大学でピーター・シュマイヤー教授に、そののち2年間、アメリカ合衆国ミズーリ州パーク大学へ留学しベン・サエヴィッチ教授に師事する。
ボフスラフ・マルティヌーコンクール第3位(2009年)、ベートーヴェン・フラデツ国際コンクールヴァイオリン部門ディプロマ(2002年)、鈴木絵巳と組んだピアノトリオで同コンクール室内楽部門第3位(2004年)、国際コシアン・ヴァイオリンコンクールでのディプロマなど、国内外のコンクールで数多くの受賞を果たしている。
ソリストとしてこれまでに、プラハ室内管弦楽団、ロキシーアンサンブル(現在のハースアンサンブル)、チェコ学生アカデミー室内管弦楽団、チェコ音楽院オーケストラなどと共演している。
メドウマウント音楽学校(アメリカ合衆国)、ピルゼン国際夏季音楽セミナー(チェコ共和国)などに参加。これまでにR. Riccim、S. Yaroshevichem、J. Epsteinem、Ch. Avsharianem、S. Shippsem、I. Ženatým、M. Vilímcem、Midori、E. Granatem、D. Armstrongema、A.Bolognimなど、著名なヴァイオリニストに薫陶を受ける。
現在、チェコフィルハーモニー管弦楽団副首席奏者、チェコフィル・ストリングカルテット第1ヴァイオリン奏者として活躍し、頻繁に来日公演を行っている。



Cello ヤクブ・ティルマン Jakub Tylman
プラハ出身。プラハ市音楽学校でマルティン・シュカンパ教授のもと、6歳よりチェロを始める。
ヤン・ネルーダ音楽高等学校でミロスラフ・ペトラーシュ教授に師事したのち、プラハ音楽院でヴラタン・コチ教授、イジー・バールタ教授に師事。
卒業後、ベルリンでボリス・ペルガメンシコフに、ケルンでフランセ・ヘルマーソンに師事する。ハインリッヒ・シフ、アンナー・ビルスマ、ピーター・ウィスペルウェイ、アルテミスカルテット、シャロンアンサンブル・ベルリンのコースに参加している。
EMCYヨーロッパ音楽賞(オスロ)、セワニー協奏曲コンクール(アメリカ合衆国テネシー州)、J.J.F.ドッツァウアーチェロコンクール(ドイツ・ドレスデン)などで数多く受賞しており、ベルリンでの若い音楽家のためのユーロヴィジョンコンクールファイナリスト。
また、スイス・ヴェルビエ音楽祭からフェルミエッチ賞を授与されるなど、ヨーロッパ全土で高く評価され数々の賞を得ている。
ソリストとしてこれまでに、プラハ室内交響楽団、チェコ国立交響楽団、ベルリンラジオ交響楽団、オスロラジオオーケストラ、ザールブリュッケンラジオオーケストラと共演。
2012年から、ドイツザクセン州・ケムニッツ市のロベルトシューマンフィルハーモニーソロ首席チェリスト。ザクセン州全域で室内楽演奏会を企画するなど、幅広い演奏活動を展開している。



Piano 鈴木 絵巳 Suzuki Emi
徳島県出身。4歳からピアノを始める。東京音楽大学ピアノ専攻卒業、チェコ共和国プラハ音楽院修了。
プラハ音楽院に在学中、2004年フラデツ・ナド・モラヴェツィ国際ベートーヴェンコンクール(チェコ)ピアノトリオ部門第3位、2005年パドヴァ国際音楽コンクール(イタリア)第3位受賞。
ソリストとして、これまでにクラクフ室内管弦楽団(ポーランド)、テプリツェフィルハーモニー管弦楽団(チェコ)とショパン、モーツアルトのピアノ協奏曲を共演。
チェコ共和国在住を経て、現在はドイツ・ケムニッツ市に拠点を移す。
ドイツ・ザクセン州モーツアルト協会所属ピアニストとして、ドレスデン、ライプツィヒ、ケムニッツなどザクセン州各都市で同協会主催による演奏活動を行っている。
2018年までシュターツカペレ・ドレスデンのコントラバス副首席奏者を務め、現在は指揮者として活躍しながらピアニスト、作曲家でもあるペトル・ポペルカ氏とは、コントラバスとピアノのほか、ピアノデュオとしても定期的に演奏活動を行っており、2019年1月にはシュターツカペレ・ドレスデン主催の「カペレ・コンポーザー~作曲家の肖像」で作曲家ぺーテル・エトヴェシュ氏の作品を取り上げた際、同氏の作品「コスモス~2台ピアノのための」を演奏。東京でも2回のコンサートを行う。その他、ライプツィヒ交響楽団首席チェリストであるマティアス・ガーゲルマン氏とのデュオ、テプリツェフィルハーモニー(チェコ)のメンバーからなる木管5重奏団「4+1」のピアニストとして、幅広い演奏活動を展開している。
ドイツ・ケムニッツ市立音楽学校ピアノ科講師、音楽科専任伴奏員、チェコ共和国・ホムトフ初等芸術学校ピアノ科講師。2014年度に同校のベストティーチャーズ賞、2017年には全チェコ学生音楽コンクールにおいて最優秀伴奏者賞を受賞。

program
プログラム

J.スーク:エレジー 作品23
J.Suk : Élégie, Op23
D.ショスタコーヴィチ:チェロとピアノのためのソナタ 二短調
D. Shostakovich : Sonata for Cello and Piano d-moll
L.ヤナーチェク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
L. Janáček : Sonata for Violin and Piano
スメタナ:ピアノトリオ ト短調 作品15
B. Smetana : Piano trio g-moll Op.15
※ 曲目は変更となる可能性がございます。
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